「自分の価値観を知る」——。
シンプルに聞こえるこのテーマですが、大人でさえ迷うことがあります。
そんな中、未来を担う瑞浪高校の2年生たちが「自分を知るワーク」に挑戦しました。
今回は少しユニークなアプローチで、「やりたくない仕事」を考えることで、自分の価値観を明確にしていきます。
やりたいことが分からないなら、発想を逆転
「やりたいことを探しましょう」「自分に合った進路を考えましょう」——。
このような言葉を耳にする機会は多いですが、いざ具体的に考えようとすると難しいものです。
そこで、今回のワークでは発想を逆転させて、「やりたくない仕事」や「嫌だと感じる環境」を考えるところからスタートしました。
この方法は、高校生だけでなく、進路に悩む人やキャリアを考える大人にも有効です。
「嫌なこと」を明確にすることで、「やりたいこと」が自然と見えてくるのです。
自分の本音を書き出す
高校生たちは、それぞれの視点で「やりたくない仕事」を自由に書き出しました。
- 肉体労働を避けたい
- 座り仕事が苦手
- 労働時間が長すぎる環境は嫌だ
さらに、彼らが挙げた具体的な条件は、とてもリアルで参考になるものでした。
- 年齢を重ねても清潔感を保てる環境が良い
- 上司や先輩に質問しやすい職場がいい
- 自分のペースを大切にできる仕事がしたい
これらの意見は、高校生ならではの素直な視点が反映されており、大人が見過ごしがちなポイントを気づかせてくれます。
自分の価値観を「反転」させる
「嫌なこと」を挙げた後は、それを反転させることで「理想の仕事像」を具体化します。たとえば…
- 「肉体労働を避けたい」→「知識を活かして体に負担の少ない仕事をしたい」
- 「座り仕事が苦手」→「体を動かすアクティブな職場がいい」
このプロセスにより、曖昧だった価値観がクリアになり、自分に合った進路や職場のイメージがより具体的になります。
高校生だけでなく、大人や企業でも活用可能
この「やりたくないこと」から始める価値観発見ワークは、高校生だけでなく、進路を考える大学生や転職を検討している社会人、さらには企業のチームビルディングにも応用できます。
- 学生向け：学年を変えて実施することで、新しい視点が得られる
- 企業向け：職場環境の改善や社員のモチベーション向上に役立つ
実際にこのワークを行うことで、参加者全員が「自分らしい選択」を見つけやすくなるのです。
瑞浪市のワークスペースをご紹介
今回のワークは、瑞浪市駅前にある「Ⅽビル」のワークスペースで行いました。広々とした空間と充実した設備は、高校生たちがリラックスして作業に集中するための最適な環境でした。
- 広々としたスペースで快適
- フリーWi-Fi完備でパソコン作業も安心
- 友達との交流や集中作業にも使える柔軟な環境
電車待ちのちょっとした休憩にも利用できるこのスペースは、多くの人におすすめです。
まとめ：自分を知る第一歩を踏み出そう
「やりたくない仕事」を考えることで、自分の価値観ややりたいことがクリアに見えてきます。
この方法は、学年や立場を問わず多くの人に効果的なアプローチです。
ぜひ、あなたもこの価値観発見ワークに挑戦してみませんか？
未来の選択肢が広がるきっかけになるかもしれません！
