2024年度瑞浪高校1年生の探求授業において、ひとつの集大成とも言えるライトアップイベントが、小里川ダムとの協力で行われました。
このプロジェクトは、生徒たちが自分たちで制作した灯篭を夜間にライトアップするというもので、参加者全員にとって心に残る体験となりました。
自分たちの手で作り上げた光のアート

生徒たちが一つひとつ手作りした灯篭が、夜の小里川ダムを幻想的にライトアップ。
その光景は、参加した生徒や地域の方々にも感動を与えていました。
焼き上げの過程で1つも割れることなく、全ての灯篭が無事に完成し、ライトアップイベントに並んだという事実も素晴らしい成果です。
灯篭制作では、デザインの工夫や細かな作業が求められましたが、生徒たちはチームで協力し、試行錯誤を重ねて完成させました。
完成品が実際に輝く姿を見られたことは、本当に大きな達成感を感じましたね。
イベント出店チームの挑戦




今回のプロジェクトでは、ライトアップに加えてイベント出店にも挑戦しました。各チームはそれぞれのコンセプトを考え、実現に向けて取り組みました。
- キッチンカーでの体験:実際に活躍しているキッチンカーの運営者を手伝う機会を得て、現場のリアルな体験を学びました。
- ハンドメイド商品の提供:生徒たちが作ったハンドメイド作品を出店し、販売を通じてお客様とのやり取りを体験。
- 体験型ワークショップ:訪れた人々に向けて、参加型の楽しいワークショップを提供。
- たませんの調理:食品を扱うブースでは、生徒たちが調理から提供まで責任を持って行いました。
これらの取り組みの中で、生徒たちは成功だけでなく課題にも直面しました。たとえば、準備不足で混乱が生じた場面や、集客が思ったよりも伸びなかったブースもありました。しかし、それらの経験は次へのステップとして非常に貴重なものです。
PDCAサイクルでさらなる成長を
授業で学んだ「PDCAサイクル」を実践する良い機会となったこのプロジェクト。以下のような学びが得られました:
- Plan(計画):事前に目標や段取りを細かく設定。
- Do(実行):計画をもとにイベントを進める。
- Check(確認):うまくいった点や問題点を振り返る。
- Act(改善):次回に向けて改善点を洗い出す。
イベント後の振り返りでは、「良かった点をさらに伸ばし、改善点を積極的にアップデートしていく」という重要性を全員が感じました。この癖を身につけることで、どんな状況でも成長し続ける力が養われます。
地域とともに未来を創る
今回のプロジェクトは、生徒たちが地域と関わりながら自分たちの力を発揮する場となりました。小里川ダムとのコラボレーションを通じて、地域の自然や文化への理解を深めただけでなく、地域社会と連携することの意義を学ぶ機会にもなりました。
このような取り組みをきっかけに、生徒たちがさらに多くの挑戦に踏み出し、地域を盛り上げる一員として活躍していくことを期待しています。

次回への期待
今回の成功を受けて、次回以降のイベントではさらなる工夫や新しい挑戦が期待されます。灯篭のデザインやイベントの規模を拡大するなど、可能性は無限大です。瑞浪高校の探求授業が今後もどのように進化していくのか、目が離せません。
小里川ダムの公式Instagramでは、今回のライトアップイベントの様子や地域の魅力が紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください!